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【導入事例】既存設備を活かす配信スタジオ施工事例|公益財団法人日本心霊科学協会様:天井格納式PTZカメラで多目的利用と理想の画角を両立

公益財団法人日本心霊科学協会様ホームページ https://www.shinrei.or.jp/


1946年12月、戦後まもなくの設立以来、長きにわたり「心霊現象」や精神領域に関する学術的な研究と普及活動を続けてこられた、公益財団法人日本心霊科学協会様。(来年の12月1日で80周年を迎えられます。)

その歴史の重みと、公益法人としての真摯な活動姿勢は、多くの会員様や相談者様から深い信頼を集めています。今回、私たちはその貴重な活動拠点であり、精神的な拠り所ともなる施設のイベントスペースの映像設備の設計、施工を担当させていただく機会をいただきました。

公益財団法人日本心霊科学協会様の2Fイベントスペースにおいて、既存の音響システムを活かしつつ、ZOOMやYouTube Liveでのオンライン配信に対応するための設備導入およびシステム設計を弊社が担当いたしました。


PTZカメラ
PTZカメラ

本記事では、既存の音響システムを最大限に活用しながら、空間の美観を損なわない工夫を凝らした配信スタジオ 施工事例をご紹介します。


導入前の課題:既存設備との連携と、多目的利用の両立


今回のご依頼には、大きく分けて2つの課題がありました。

1. 既存設備との複雑な連携 

すでにお持ちの音響システムを流用することが前提でした。既存設備を活かす設計は、すべてを新規で揃えるよりも難易度が高くなる傾向があります。

特に今回は、既存の音響卓だけでなく建物内の「全館放送設備」とも連携させる必要がありました。また、新設するコントロールルームと、離れた場所にある既存音響設備とのつなぎこみも、設計上の重要なポイントでした。


2. スペースの多目的利用 

対象のイベントスペースは、配信や収録で使用するだけでなく、通常時はワークショップなどでも利用されます。

そのため、配信機材(特にカメラ)が常設されることで、普段の使い勝手を損ねたり、空間に圧迫感を与えたりすることは避けなければなりませんでした。


独自の「天井格納式PTZカメラ」を採用した配信スタジオ 施工事例


弊社は、既存の制約と運用イメージを両立させるため、以下の設計・施工を行いました。


1. 映像・音響システムのトータル設計 

既存の音響・全館放送設備との連携を前提としたシステムを設計。PTZカメラ3台、映像スイッチャーの選定から、配信内容に合わせたマクロ設定、コントロールルーム内の機材組付け、天井裏の配線、既存プロジェクターの天井取付、演台用の照明設備一式等、関連する電気工事一式を担当しました。


osee ライブ配信

2. 課題を解決する「天井格納式PTZカメラ」 

スペースの多目的利用と、撮影時の画角(一般的な天井設置では俯瞰になりすぎる問題)を同時に解決するため、弊社はカメラの設置方法を工夫しました。

  • モニター取り付け用の「天井格納式VESAマウント金具」を加工、流用。

  • この金具にPTZカメラ用の取り付け台座を設置しました。


これにより、以下の運用が可能になりました。

  • カメラ未使用時(ワークショップ等): カメラを天井面に並行になるよう折りたたみ、格納。空間の広さや使い勝手を確保。

  • カメラ使用時(配信・収録): 金具を展開し、カメラを高さ約180cmの位置にセット。

カメラが天井に格納されている状態(普段の利用時)
カメラが天井に格納されている状態(普段の利用時)

カメラが使用時の高さ(約180cm)に降りてきている状態
カメラが使用時の高さ(約180cm)に降りてきている状態

導入後の効果:理想的な画角と、柔軟なスペース活用を実現


通常の壁付けや天井付けのPTZカメラは、設置高が240〜270cmあたりになることが多く、どうしても被写体を見下ろす(俯瞰)画になりがちです。

今回の方式により、使用時の高さを約180cmに設定できたことで、より自然で使いやすい画角での撮影が可能になりました。また、使わない時は機材の存在感を最低限にすることができ、ワークショップ等での利用も従来通り行えます。


osee ライブ配信 PTZ

弊社の知見:多目的スペースにおける設備アプローチ


限られたスペースの利活用はもちろん、今回のように「スタジオ専用ではない、普段から利用者がいる場所」に配信設備を導入する場合、こうした格納式のアプローチが今後ますます求められると考えられます。

(弊社スタジオでも、実験的に照明用の電動昇降パンタグラフキットを流用し、PTZカメラの天井格納システムをテスト運用しています。)

今後はIP化(フルNDI)の流れも加速しており、規模にもよりますが、システムをフルNDI化することで、最低限の配線(LANケーブル)での設営が可能になります。これにより、初期コストや施工費を抑えつつ、さらにスッキリとした見た目のスタジオ構築も可能になってまいります。


導入機材:Osee GoStream Duet 8 ISO


osee ライブ配信

スタジオやイベントスペースの設計、施工をご検討のお客様はぜひ弊社営業までご連絡をいただければと思います。



公益財団法人日本心霊科学協会様について

今回のに映像設備、設計、施工により、歴史ある建物の風格はそのままに、来館される会員の皆様や相談者様が、季節を問わずより快適に活動に集中できる環境が整いました。

学術的なアプローチによる研究活動や、各種行事、入会案内など、公益財団法人日本心霊科学協会様の多岐にわたる活動詳細については、ぜひ公式サイトをご覧ください。


👉 公益財団法人日本心霊科学協会様 公式サイトはこちら 


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