-次世代の業務用クリッカー- “ShowShift”試用レビュー

AMP PR team
6 日前
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イベントの救世主か？！制作会社が開発した新型クリッカーをレビュー！

プレゼンテーションで欠かせないアイテムといえばクリッカーですよね。リモコンのように手元でスライドを進められる便利な機器ですが、大規模な会場や複雑な環境では、「電波が届かない」「他の機材と干渉する」といったトラブルに悩まされることも少なくありませんでした。

特に最近では、2025年2月27日の電波法施工規則の一部改正もあって、「今使っているクリッカー、このままで大丈夫かな…？」と懸念の声も上がっていました。弊社も、決して安くはない既存製品の購入を迷っていたところに、ありがたいことに株式会社エージーエーコーポレーションさんが開発した新型クリッカーを使わせていただく機会をいただいたので、その使用感を皆さんにご紹介したいと思います！

なぜ今、新しいクリッカーが必要なのか？

これまで多くのイベント会社で使われてきたクリッカーも、今回の法改正によって使用が難しくなる場面が出てきました。法律的にグレーなものに高額な投資をするのは避けたい、というのが正直なところ。そんな中で見つけたのが、AZAさんの新型クリッカーです。

新型クリッカーのすごい点！

実際に触ってみて、「これは使える！」と感じたポイントをいくつかご紹介します。

1. 干渉リスクが少ない920MHz帯＆驚異の長距離通信！

このクリッカー、920MHz帯という比較的干渉リスクの少ない周波数帯を使用しています。さらに、なんと最大500mもの長距離通信が可能なんです！これはスタジアムのような広大な会場でも問題なく対応できるレベル。今回試した会場はステージからオペレーション卓まで30mほどでしたが、もちろん全く問題なく使えました。オペ卓前に配線を隠すためのパーテーションがあっても影響なし。大規模イベントでの信頼性は抜群だと感じました。

2. 最大4台同時接続で複数プレゼンにも対応！

本体には4つのUSB-Cポートが付いていて、最大4台のPCに同時に信号を送れるのは嬉しい誤算でした。複数のプレゼンターが入れ替わるようなイベントでは、PCの切り替え時にクリッカーも一緒に渡す手間が省けてスムーズな進行が期待できます。

3. 主要なプレゼンアプリはほぼ網羅！

対応アプリも充実しています。PowerPoint、Keynote、PDF、Google Slideと、主要なプレゼンテーションアプリはほとんどカバーしているので、現場での「これ、対応してない！」というトラブルも防げます。複数のアプリが混在するような現場でも安心ですね。

4. 電源供給もフレキシブル！

電源は専用のACアダプタが付属していますが、万が一忘れてしまってもUSBバスパワーでの駆動も可能とのこと。これは緊急時に本当に助かります。（ちなみに、しっかりした専用ケースが付いているので、普段からちゃんと管理していれば忘れる心配はなさそうですが！笑）

5. ぱっと見でわかる送信機のデザイン

市販品だと黒画面を出したり、タイマー機能がついていたりと個人としてはありがたいけども我々が対応するイベントのような不特定多数、老若男女使うとなると極力機能が削がれた、シンプルなものがいいですよね…

実際に使ってみて気になった2つのこと

非常に満足度の高いクリッカーでしたが、2点だけ「もう少し…」と感じたところがありました。

電池がCR123A: 使用されている電池がCR123Aという、一般的なコンビニではあまり見かけないタイプでした。予備電池を事前に用意しておく必要があります。家電量販店やホームセンターでは売っていることもあります。
電池ステータスが不明: 電池残量を確認できる表示がないため、いつ交換すべきか少し不安になります。
※こちらに関しては担当者さんに確認いただいたところ、電池切れランプが光って即時使えなくなるわけではなく、レーザーポインターが使えなくなるだけで、プレゼン操作はしばらく可能とのことでした。